演劇とクラシックを融合 「窓の彼方へ」18、19日 ピッコロシアター

 演劇とクラシック音楽を融合させた舞台「窓の彼方へ」が18、19の両日、兵庫県尼崎市のピッコロシアターで上演される。劇団「南河内万歳一座」座長、内藤裕敬の作・演出で、人気ピアニストの仲道郁代が演奏する。内藤は「芝居も音楽も、それぞれの世界がふくらみ、見る人の心を揺さぶる舞台にしたい」と話す。

 物語は、不動産業者からある部屋を紹介される女性客が主人公。部屋には大きな窓とほこりをかぶったグランドピアノがあり、女性客がピアノを弾き始めると、窓から見える向かいの建物の屋上、以前この部屋で暮らした老人の人生などさまざまな風景が浮き上がる。

 仲道が演奏するのはすべてショパンの楽曲。ポロネーズ第6番「英雄」、12の練習曲第12番「革命」、第3番「別れの曲」など。

 内藤と仲道は平成8年からコラボ企画をスタート。「窓の彼方へ」は内藤が書き下ろし、22年に初演した。

 芝居のストーリー展開と演奏される楽曲とに関連性はない。しかし、仲道は「音楽にこめられたエピソードに思いをはせるような気持ちになる。演劇という別フィールドの刺激で、ショパンの本質的な部分が表現できる気がします」。内藤も「聴き方、発表の仕方はたくさんあっていい。演劇ファンもクラシックファンも自由な精神で楽しんでもらえれば」と話す。

 前売り一般3500円、学生・65歳以上3000円。問い合わせはピッコロシアター(電)06・6426・1940へ。(田野陽子)



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120204-00000127-san-ent
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